伊都キャンパスにおける環境と計画を主題に、キャンパス建設を巡る様々な課題をどのように解決したかをわかりやすく解説するとともに、キャンパスと都市像に関する理解を深める。世界の大学キャンパスおよび九州大学のキャンパス史、自然環境の調査、学生や教職員、市民の参画によるまちづくり、学術研究都市構想、マスタープランとフレームワークプラン、都市と建築の計画、施設建設とマネジメントの実務、水素エネルギー利用等に関して、いまの取り組み(伊都キャンパスを科学するⅡ、夏期、現在編)、これからの取り組み(伊都キャンパスを科学するⅢ、秋期、展望編)、これまでの取り組み(伊都キャンパスを科学するⅠ、冬期、軌跡編)を題材として、3期で全体を構成し、伊都キャンパスの建設プロジェクトに関与する教員がリレー形式で授業を担当する。
■第1回 12月9日水曜・4限目(14:50-16:20)■
オリエンテーション・アジアの大学キャンパス
坂井 猛 サカイタケル キャンパス計画室(教授) 092-802-2096
アジアの高等教育機関、大学キャンパスの歴史を概観し、その成り立ちに関する理解を深める。テキスト18
■ 第3回 12月16日水曜・4限目(14:50-16:20)■
伊都キャンパスの歴史遺産活用
岩永省三 イワナガショウゾウ 総合研究博物館(教授)092-642-4294
伊都キャンパスには、多数の遺跡が保存されており、全国的にも有数の歴史的遺産に富んだキャンパスと言える。歴史的遺産の活用と保全の計画について理解を深める。テキスト05
■ 第5回12月23日水曜・4限目(14:50-16:20)■
糸島の歴史と伊都キャンパスの文化遺産
宮本一夫 ミヤモトカズオ 人文科学研究院(教授)092-642-2388
糸島の先史時代から古代に至る歴史から、伊都キャンパスの文化遺産の理解を深める。テキスト04
■ 第4回1月6日水曜・4限目(14:50-16:20)■
(調整中)
■ 第2回1月13日水曜・4限目(14:50-16:20)■
九州大学と伊都キャンパス
藤岡健太郎 フジオカケンタロウ 大学文書館(教授)092-642-7143
fujioka.kentaro.800@m.kyushu-u.ac.jp
九州大学は前史を含めれば140年近くにおよぶ古い歴史を持つ。戦前期の九州帝国大学を中心に、各学部の創設・設置運動に焦点を当て概観する。テキスト06
■ 第6回1月20日水曜・4限目(14:50-16:20)■
伊都キャンパスの水循環
広城吉成 ヒロシロヨシナリ 工学研究院(准教授)092-802-3430
伊都キャンパスにおける水循環と地下水のコントロールについて理解を深める。テキスト10
■ 第7回1月27日水曜・4限目(14:50-16:20)■
伊都キャンパスの展望(1)
坂井 猛 サカイタケル キャンパス計画室(教授) 092-802-2096
テキスト07, 08
■ 第8回2月3日水曜・4限目(14:50-16:20)■
伊都キャンパスの展望(2)
坂井 猛 サカイタケル キャンパス計画室(教授) 092-802-2096
講義を総括するとともに、今後のキャンパス像を展望するためのレポートを提出してもらう。レポートの具体的な内容については、別途指示する。
(日程調整中)
伊都キャンパスと学術研究都市
キャンパス担当理事(副学長)092-802-2114
九州大学伊都キャンパスへの移転にともなう新しいキャンパスの構想と伊都キャンパスを核とする学術研究都市の構築についての理解を深める。テキスト01