学生が社会に出て行くと、アカデミアであれ、企業であれ、理系であれ、文系であれ、課題解決力を求められます。課題解決において、最も重要なのに、見逃されがちなのが、課題発見力です。誰よりも先に問題の存在を見つけると言うことは、ビジネスチャンスや新たな研究対象の発見につながっています。そのためのスキルとして、概念化をする力、(具体と概念の間を行き来する力と言い換えることができるかもしれません)、が必要となると考えます。それを発展させ、二律背反する力の両方を身につけるきっかけを提供したいと思っております。例えば、孤独と連帯であるとか、理屈と感情であるとかです。何か皆さんの心の琴線に触れるキーワードをお伝えできればと思っています。