「病医院に倒産はない」という神話は過去のものとなり,我が国の医療機関を取り巻 く環境は診療報酬の改定や少子高齢化,医療費の増加抑制など目まぐるしく変化し, 一般企業と同様の経営ポリシーを保持して行かなければならない状況となっている. 当講義は医療機関の経営的特質の部分と一般企業と同様の経営手法を取るべき部分を 調和させながら,病医院が行うべき経営を会計学の視点から講義する.