本年の講義テーマ:瀬戸内海・大阪湾における水産海洋政策(環境・資源)の評価
第1回目5/13(水)18:50開始 ※Zoomによる遠隔講義をおこないます。

周知の通り、本年度前学期の講義は「新型コロナウイルス感染症対策のため、当面の間は遠隔講義形式にて実施する」との通達が大学よりありました。これを踏まえた上で、本講義(政策分析)のスケジュールについては6月末までの前半は専任教員である鈴木が、7月1日以降の後半は外部講師ら(石田先生・藤川先生)が担当する形にて再調整をしました。

前半の鈴木の講義については「全て遠隔講義」となります。自宅等からオンラインで参加して下さい。後半を担当する外部講師らの講義についても(遠隔地からの出校であることを加味した上で)現時点では、「仮に対面講義禁止解除となった場合も、原則はZoomでの遠隔講義形式で実施頂きたい」とお伝えてしています。ただし、7月~8月の情勢を最終的に判断した上で外部講師が出校や対面講義を希望する場合については、私自身それを妨げるものではなく外部講師の意向も尊重した上で講義日の1週間前までを目途に学生の皆さんにもこちらのMoodleよりお知らせします。
ただし「学生の皆さんの登校については外部講師の希望とは全く別のもの」として検討いたします。学生さん自身、伊都キャンパスへの通学には地下鉄あるいは博多天神からの満員状態のバス等を使わざるを得ないことも多いことでしょう。病院キャンパスを拠点とする学生さんについてはそれ以上に日頃より気を使う側面も多いことでしょう。夜間講義の開始時刻は公共交通機関のピークタイムとも重なります。喘息など持病をもつ人にとって新型コロナの罹患は命にも関わりますし、持病の有無に関わらずこれから子どもをもつ世代である若い皆さんの意向を第一に考えます。従って、本講義では(両キャンパス受講生共通で)「通学や対面講義を通した感染への不安がある学生さんに対する配慮事項」を設けています。仮に後半の講義で外部講師による対面講義がおこなわれるとなった場合も、本講義では全15回全ての講義をZoomで配信しますので「自宅等でそれをオンラインで視聴し課題を作成することを認めます」。原則として遅刻なく真面目に定時にオンライン参加し出席要件を満たしてくれればプレゼンと課題の出来不出来で判断します。講義室への在不在は成績には一切影響しませんし、評価者である鈴木自身も、自身の講義に引き続き外部講師の回についても遠隔でZoom会議設定(オンラインでの聴講)をします。仮に登校学生がゼロであってもこのご時世講師らもそれには納得いたします(むしろそれの方が危機管理の面でも気楽かもしれない)。皆さんには安心して勉学に励んで頂きたいと私は願っています。

本科目を受講希望される皆さんには以下の手続きをお願いします。
https://zoom.us/からZoomをインストール(「サインアップは無料です」からフルネームで登録:受講者識別のため)し、自宅等からPC、タブレット、スマートフォンで遠隔講義を受講。必ずビデオオンで参加して下さい。各回の講義IDは、毎回、Moodleに掲載します。
第 1回(5/13)  ガイダンス 講義の狙い(瀬戸内海における水産資源政策と水環境)
鈴木

第 2回(5/20)  政策分析のためのデータ1
鈴木

第 3回(5/27)  政策分析のためのデータ2
鈴木

第 4回(6/3)  政策分析(瀬戸内海の貧酸素対策)
鈴木


第 5回(6/10)  政策分析
鈴木

第 6回(6/17)  統計学基礎
鈴木

第 7回(6/24) 統計学基礎
鈴木

第 8回(6/27土の日中) 中間発表・聴講 環境技術学会(Zoom参加)
※通常講義参加優先(レポート代替可) ※参加費補助制度有

第 9回(7/1)  政策分析の意義と政策評価の現状1
前(国研)水産研究・教育機構 主幹研究員 石田実博士

第10回(7/8)   政策分析の意義と政策評価の現状2
前(国研)水産研究・教育機構 主幹研究員 石田実博士

第11回(7/15)  政策分析の意義と政策評価の現状まとめ
前(国研)水産研究・教育機構 主幹研究員 石田実博士

第12回(7/22)  政策分析のためのデータ(収集・調査の方法)
鈴木及び九大図書館

第13回(7/23祝 3限) 統計学応用※通常講義参加等優先(動画視聴課題提出可)
名古屋大学 藤川清史博士(名誉教授)

第14回(7/23 祝 4限)  統計学応用※通常講義参加等優先(動画視聴課題提出可)
名古屋大学 藤川清史博士(名誉教授)

※第13回・第14回の予備日(7/29)

第15回(8/5)  解析法まとめ・プレゼンテーション
前(国研)水産研究・教育機構 主幹研究員 石田実博士 (最終評価:鈴木)


テキスト
必要な資料・文献はその都度紹介する。統計ソフト(3000円程度)の購入が必要。

参考書
Environmental improvement and policy
副題:The scientific inspection of three major enclosed coastal seas in Japan
Chika Suzuki, 31 March 2015 Suisansya ¥2500税別 絶版 (古書での流通はある様です)


システム不備による最終更新2020年5月11日