韓国は日本のパートナーでもあり、ライバル。日韓両国は安全保障、少子高齢化、エネルギーなどの共通課題を抱えている。様々な分野において、両国が経験を活かし、協力していくことは必須である。特にアジアのゲートウェイである福岡は韓国と歴史的深い関わりを持っている。隣国との関係は最も難しいが、その隣国を知ることは、日本のことを知ることにもつながる。本講座では、冬休みに行われるアジア太平洋カレッジ CAP in Seoul-Fukuokaに備え、日韓交流に参加する学生及び韓国・日韓関係に関心のある学生を対象に、韓国人との交流に際して知っておくべき韓国学の基礎知識を学ぶ。具体的には、現在の朝鮮半島をめぐる国際情勢、日韓関係史、日韓共通課題(少子高齢化、移民受入れ)などに関して、PBL(Problem-Based Learning)/TBL(Team-Based Learning)形式の協働学習を通して理解を深める。