図形科学では、三次元の立体を平面(紙面)に描写する方法を学び、数式を使用せずに立体の幾何学的特徴を見いだす図学について学ぶ。また演習を通して空間図形の理解を深め、空間把握力を養うことを目的としている。空間図形の理解と空間把握力を養うことを目的に図形科学を学ぶ。図形科学は,図形問題を数式を使わずに紙面上で適当な図形変換を行うことによって解を導くことを基本とする学問である。講義では第三角法に基づく図形科学について解説する。また演習では講義に関連する図形問題を解くことによって理解を深める。三次元物体の形状を二次元平面上に図形として表現する能力,逆に描かれた二次元図形から対象物の三次元形状を把握する能力を身につけることを目標とする。